SubVersion Ubuntu

时间:2023-03-08 17:20:14

UbuntuサーバにSubversionを入れる

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Ubuntuサーバが無事に動いたので、続いてSubversionを入れてみる。

こんな感じの環境を考える。

  • Apache経由でアクセス出来るようにする。
  • SSL+Digest認証に限定する。
  • リポジトリ毎のアクセス認証にも対応する。

Subversionインストール

sudo apt-get install subversion libapache2-svn

はい終わり。

リポジトリの準備

まずはリポジトリ自体を置くディレクトリを作成。お好みで。

sudo mkdir /var/lib/svn

んで、とりあえず適当にリポジトリを作ってみる。

sudo svnadmin create /var/lib/svn/foo
sudo chown -R www-data /var/lib/svn/foo

後々Apache経由でアクセスするのでオーナーをApacheユーザ(www-data)に変えておく*1

Apacheの設定

libapache2-svnを入れた時点で/etc/apache2/mods-available/dav_svn.confというファイルが出来てるんだけど、SSL限定にするにはdefault-sslのVirtualHostディレクティブの中に書く必要があるので、こいつは使わない。

/etc/apache2/sites-available/default-sslに同様の内容を書き込む。

<IfModule mod_ssl.c>
<VirtualHost _default_:>
</VirtualHost>
:
: # other configuration
: # 以下を追加
<Location /svn>
DAV svn
SVNParentPath /var/lib/svn
AuthType Digest
AuthName "Subversion Repository"
AuthUserFile /etc/apache2/.htdigest
AuthzSVNAccessFile /etc/apache/dav_svn.authz
Require valid-user
Satisfy Any
</Location>
</IfModule>

パスなどの設定内容はお好みに合わせて。

綺麗に管理したいなら外部ファイルにしてIncludeすればいい。ただ、sites-availableとかに置くとトラブルの元なので避けた方がいいかも。

続けてDigest認証用のファイルを作成する。

sudo htdigest -c /etc/apache2/.htdigest "Subversion Repository" username

realmが追加されている以外はhtpasswdと同じ。ファイルを作成するときだけ-cオプションを付ける。追加・変更時はつけない。

realmはAuthNameと合わせる必要があるので注意。

さらにSubversionのアクセス設定ファイルを作成する。

作るのはAuthzSVNAccessFileで指定したファイル。

[groups]
foo-dev = user-a, user-b [/]
* = [foo:/]
@foo-dev = rw
user-c = rw
* = r

書き方はSubversionのマニュアルを読めってことで。

これを使うとリポジトリ(とパス)単位でユーザ毎に読み書きの制御ができる。

上の例だとfooリポジトリは誰でも見れるけど、コミットはuser-a, user-b, user-cしかできない。

Apache再起動

設定が終わったのでモジュールを有効にしてApache再起動する。

sudo a2enmod ssl
sudo a2enmod auth_digest
sudo a2enmod dav_svn
sudo a2ensite default-ssl
sudo /etc/init.d/apache2 restart

これでhttps経由でアクセス出来るようになったはず。